55歳引きこもりおじさんの回顧録

ひきこもりのみなさん、お元気ですか?。私は55才です。母の年金を頼りに生きざるを得ない鬱病の化身です。8050問題の当事者で、86才の母を介護しながら暮らしてます。ジルバップ(ソニーのラジカセ)から『異邦人』という唄が聞こえていた頃、私は中二病にかかって不登校になりました。中二病といってもいろいろでしょうが、私の場合、眉間に『鬱』という一文字が烙印された、ふりかえるとそんな感じです。鬱病を生きて40年となりますが、兼好法師を真似て、ひねもすのたらのたりと、ひきこもり人生を綴ってみたいと思います。

55才ヒッキー親爺、母のう○ちを拾う

台風10号が日本列島に接近してますが、明治17年築の農家用住宅の我が家の倒壊が懸念されます。熊本地震で床のあちこちが沈みましたが、86才の母と今年の台風、回避出来るか?何故か、心配はしません。

トイレのスリッパが匂う、それが母の認知症の始まりでした。便器まわりにウンチをひとカケラ落としたのか、母はスリッパで自分のウンチを踏んでいたのです。平成29年のことですが、母を精神科受診させて、アルツハイマーと診断されました。私 は母の介護を一人でひきうけることになりました。幸い、母の妹が市内にいて、地域包括支援センターで、要介護認定の世話をしてく れました。柴田理恵似の叔母さんです👺近頃、ウンチを漏らした後、母のリハパンを始末し、介護用手袋をつけ、ウェットティッシュで母の肛門まわりをふきあげますが、55才で86才の赤子を授かった感じがします。慣れると、汚いとい う感覚もなくなり、神様はこういう形で、私を親の心情に導いてくださるのか?-そんな気持ちが時々します。親の介護を通し、私も大人になった気がするのです。

NHKの介護福祉番組をみますが、私の場合はまだまだ困難も軽く 、小さい、と感じる次第です。これから、私の鬱病糖尿病がどう悪化するか?、ここ十数年、病院 受診し治療してませんから、判断出来ません。8050の最中にい る人々は社会との接点をあえて切りますので、親子で衰弱死とかの 結末が日本の何処かで起きるのですね。私も1日の大半を母のそば で寝て暮らしてますが、ふたり、衰弱死する可能性もありますね。


沖ドキというギャンブル性の高いパチスロがあります。ある年のあるお店での話ですが、新台入替えの日に、50000円負けた後、 台移動すると一撃で220000円分のコインが払い戻されたこと 、ありました。私の居場所は自宅とパチ屋しかなく、パチスロで利 鞘を稼ぐことが、生き甲斐になってしまいました。『麻雀放浪記』 という映画ありましたが、社協の担当者も賭け事が好きで、 大学時代、プロの雀士を夢みたそうです。じゃ、みなさん、また🙋